T君の記録より…

1歳児半の検診で課題(積み木を高く積む、言われたものを得から探す)が出来ず、経過観察で3ヵ月後に再度課題をやることになりました。目も合わすし、話しかけると良く笑っていたので、発達が少し遅いだけだと思っていました。

2歳半過ぎになっても言葉が出ませんでした。落ち着きが無く、常に動き回っていて、水が大好きで(蛇口をひねったり、水たまりで立ち止まって遊ぶ、水槽に手を入れる)、私の指示は全く入らず、怒った顔をしても気にする様子もなく、自分のやりたい事を続けていました。

同年代の子どもさんは言葉が発達しているのにうちの子はどうなるの?という不安やどう接していいかわからないと気持ちで滅入ってた頃、親や親せきから私のしつけが悪いと何度か言われました。
私なりに頑張っていたのに、身近な人から理解されなくて、毎日しんどかった((T_T)

2歳10カ月頃に、療育に通った方がいいと勧められました。その時、まだ診断は受けてなかったのですが、子どもの為には通った方がいいと理解しながらも『通う事=障がいがある事を認めた』という気持ちがあって複雑な心境でした((T_T)

3才から療育に通い始め、3ヶ月後くらいに発達相談があり、その時に自閉症と診断されました。わかってはいましたが、改めて専門の先生から言われたので、相当落ち込みました。本やネットで情報収集するようアドバイスを頂きましたが1~2カ月位先の事を考える事が出来なかった (;_;)

 3才後半になって、やっと意味のわかる言葉が出てきました。『ねんね、とうとう、かあかあ』など。
 やった! 遅かった分、本当に嬉しかった(^◇^)

4歳半で保育所に入園しました。大きな集団の中でやっていけるのか、大変不安でしたが、先生方が「最初は好きなようにやってもらいましょう」と子どもの気持ち配慮して下さり、嬉しかった(^v^)

入園後、1ヶ月過ぎた頃から、他の子どもさんに関心を持つ様になりました。とてもうれしい半面、関わろうとする時に言葉ではなく、軽く押したりするようになりました。誰か怪我させないかと毎日心配でしたが、先生方が「私達に任せて下さい。大丈夫です。」とおっしゃって下さり、本当に心強かったです。

最初のクラス懇談会の時、子どもの事を理解して頂こうと、①コミュニケーションがとれず話しかけらてもお返事が出来ない事、②子どもさんに関わろうとする時、軽く押したりする事を申し訳なく思っている。とお話したら、1人のお父さんが「叩いた、叩かれたは良くある事。気にしたらあかん。」と言って下さり、気持ちが軽くなりました。

初めての運動会。入園後初めての大きな行事です。練習に参加出来ず、離れた所で見ている事も多かったみたいですが、かけっこ、クラスの競技にも参加している(^v^)
 かけっこはスタートが遅かったけど、最後まで走り、クラスの輪の中に我が子がいた事に感動しました(^◇^)

入園した時は単語しか話せませんでしたが、他者に関心を持つ気持ちに比例するかのように言葉も増え、夏には2語文も話せるようになりました。動詞や形容詞は説明するのも難しいですが、知らず知らずの内に身についていきました。保育園で先生方やお友達がたくさん話しかけて頂いたからだと思います。言葉は訓練して話せるようになるのではなく人と関わりたいと言う気持ちが育つと増えていくのだと実感しました。


 ~つぶやき~
子どもにとって、どこがいいのか随分迷った…
私自身が高校生の頃ですら、自分の進路を決めかねていたのに、小学校を選択のするのは本当に難しかった…
本人が地域の学校か養護学校か選択する事は無理だろうし。先生方にご相談したり、学校の体験に何度か行かせてもらい、子どもの様子を見て地域の学校を選んだ…

3月、2年間お世話になった保育園も卒園です。出席ノートを見ては卒園まであと何日と言っていた…
入園時、単語しか話せなかったけど、言葉で自分の意思や気持ちを伝えたり、対話が出来るようになった。(相手の質問に応えられていない事もよくありますが)
そして同年代のお友達、先生と関わりを持ちたいと言う気持ちがたいへん育ったな~と感じました。いつも変わることなく根気強く、話しかけたり、関わって下さったおかけだと思っています。先生方、保育園のお友達、本当にありがとうございました。